TOPしんこぺの部屋:「東北出張にパジェロミニで行く」

「東北出張にパジェロミニで行く」

1996年07月:

・22日、月曜日。

 6時前に奥さんと大樹くんを乗せたパジェロミニは団地(注:横浜の西菅田団地)近くの商店前に到着。ここで奥さんと大樹くんにしばしの別れ(彼女らはハガキを投函するついでに見送ってくれたのだ)。

 一人になった私はクルマを片倉町方面へ向ける。
 途中スリーエフでジャンプとスピリッツとガムとキャンディーをゲット。この時点で6時5分過ぎ。オドメーターは11303km(なんだ2台のバイクに全然届いてないじゃんか。ま、帰ってくる頃にゃ抜き去ってるけど)。
 カーナビを一迫にセットし、出発。

 三ツ沢から首都高速に乗る。
 横羽を北上。この先渋滞の表示は無い。

 大井んトコで東京線にIN。ここで6時30分。
 箱崎んトコに渋滞の表示があるので料金所先で左へそれず、そのまま湾岸に乗る。
 なんか霧雨になってきた。

 木場を通り越したトコロで左へそれ、そのまま東北道へ向かう。昔古河に(仕事だが職場にナイショで車で)通った時の道だ。

 浦和で東北道のチケットを受け取る。7時ジャスト。

 7時半ちょい前、蓮田SAで給油。

 その2時間ちょい後、吾妻SAでまた給油。うーむ消費が激しい。いやきっとタンクが30リットルしかないせいだな、うん。

 11時過ぎに、築館で降りる。
 20分くらいに築館市内のモスバーガーで昼食休憩。
 1時間以上休む。ああ、疲れが‥‥。

 12時40分、客先IN。
 そっから新築の事業所へ移動(ってもクルマで5分くらい)。

 1日目の作業開始。
 営業の機器手配がむちゃくちゃでインストールにかかれず。
 しかも猛烈な頭痛。もしかして疲れか?(ってもしかしなくてもそーだと思うぞ)

 CEの人に「きりがいいんで引き上げましょう」とかなんかウマイコト言って17時前に今日の作業切り上げ。
 も仕事にならんもん。

 ふらふらになりながらまた築館のインターから上に乗る。
 ホテルが今日明日と仙台にしか取れなくて、仙台まで移動せにゃあかんのよ。とほほ。出張先で高速使って通うコトになろーとわ。

 しかもカーナビがなにを考えたか、いっこ手前のICで降りろとのたまわる。確かに距離的には近いかも知れないけど、仙台市内ってドコも渋滞しとんのよ。あーもー。

 しかし目的地の設定自体は(適当にやったにも関わらず)超うまかったようで、ピタリとホテルの前に着く。

 しかーし! 駐車場がタワー式。ウチのクルマ入らへん。

 しゃーないんで一般のPを探す。
 P自体はたくさんあるのだが、なんか思考能力が落ちてて、1時間300円っちゅうトコロに入れてしまう。っちゅうコトは明日の朝は‥‥という考えにまで脳が働かない。

 それでもコンビニでカップメンとか買う(食う気かぁ?)。
 ‥‥しっかり食って寝た。

 まだ1日目‥‥。

・23日、火曜日。

 7時20分起床。
 んー、まあまあ良く寝たかな。

 なんかニュースで「ブラジルに勝った」とか言ってる。
 そりゃ凄いわ確かに。
 バスケットで言うと中国がクロアチアに勝ったようなもんすかね?

 駐車場は3900円だった。ガーン。

 朝給油し、また高速に乗る(しくしく)。
 今度は泉ではなく仙台からだ。

 客先到着前に、セブンイレブンで昼食を買っておく。
 最悪食いながらでも出来るか(いけませんねー、コンピュータの前で飲み食いしちゃー)。

 客先9時20分IN。
 しかし建物は開いてないし。
 10時過ぎまで待つ(雨降ってるんでクルマの中で待つ。うーむタクシーで来てたらどーなってただろー)。

 昨日うつろでままならなかった98での95のLANカードの設定が嘘のよーにすんなりうまくいく。やっぱ気分が晴れてると作業もええね。

 17時半、引き上げ(は、早い‥‥)。
 作業はそんなにはかどってるワケじゃないんだけど。
 こりゃ土曜日まで出かな。一向に構わんけど(笑)。

 今日は夜間泊め1500円の駐車場に入れたぞ。
 帰ってくる時も仙台で降りて正解だったな(やっぱ途中で混むけど)。

・24日、水曜日。

 昨日はホテルの部屋の電話にモデム付けて通信しました。
 意外とあっさり接続したな(いい交換機だ。うん)。
 今日もホテルからチャレンジだ。なんかビジネスマンみたいでグーっすね(をたくみたい? うーむ‥‥)。

 仙台を後にした私は、また高速で客先に着くや、いきなりお客さんから「いやー、今週時間取れないんで、また別途教育に来て下さいよ」的なコトを言われてしまった。
 ひえーまたくんのか。(あ、俺でなくてもいいかもしれんのか)

 っつーワケで作業量が(今週分としては)減ったので、ちょっと楽になった。しかし、金曜日に他システムとの結合テストを予定してるので拘束期間に変わりはない。いいけどさ。

 青森ではまたトラブルが出ているらしい。
 来週、本来の作業に加えてその対応もせにゃあかんのか....。
 いつ帰れることやら(さめざめ)。

 今夜から古川ステイです。
 仙台ん時と同系列のホテルだったんで、部屋の具合には期待してませんでした。....したらやっぱ中の下やった。いいけどね、寝れりゃ。

 客先から古川までは高速使わなかったんで、やっぱ1時間かかりましたね。なんか上使うより燃費がいいような気がするけど。

 古川っつートコも典型的な「新幹線駅型都市(町?)」ですねー。
 駅前が栄えてない(ように私には見える)。←失礼ですよ
 ホテルからコンビニ探してとぼとぼ歩くのだが、こいつがまた全然そーいった店が無いんだな(表通りだからか?)。
 15分くらい歩くと、ニチイがあったんで、そこで夕飯を買ったりしたっす。んーなんだかなー。
 商店街では街灯に付けられたスピーカーから流行りの歌が流れてくるのだが、なんかコレがまた速い。キーが3度くらい上がっちゃってる。もーマイラバとか聖子ちゃんとか声が高い高い(バッタもんかと思ったぞ)。CDとか有線じゃないんでしょうね、きっと。

・25日、木曜日。

 古川から一迫まで来るのに、カーナビが農道を指示してきた(広域農道だけど)。おかげで30分で着いてしまった。

・26日、金曜日。

 一迫から古川まで戻るのに、カーナビが農道を指示してきた(広域農道....ではなく、非常にツウな道)。

 しかし早くホテルに戻っても、する事が無い。まったく無い。
 ってゆーか何もする気にならない。
 そーいや今回ほど本を読まない出張も珍しいなー。

・27日、土曜日。

 ホテルを出たのは8時前(何故仕事へ行く時よりも早いか>僕)。
 古川市内の旧4号からバイパスと北側で合流し、一路北へ向かう。築館以北は未知の道。
 延々走る。アベはジャスト50km/h。
 気がつくと盛岡市内に入っていた。既に自宅を出発してから1000kmを超えている。もちろんオドメーターの表示はDioもV100もごぼう抜き(あ、V100直ったそうです。来週くらいには取りにいけるのか?)。
 とりあえずトイレに行きたいのでローソンで止まる。
 しかし用を足したらすぐに出発。もーどんどん進む。DATのテープもどんどん変わる。
 4号をひたすら走るので、カーナビは残りの距離を確認する程度。青森に入る頃、さすがに腹が減ってきた。十和田のラーメン屋で休止。ここで14時半。
 腹を満たすと急激に疲れが出てくる。行けるトコまで行こうと思っていたのだが、なんかダルいので近場に宿(ってゆーか駐車場とトイレのあるトコロ)を探す。十和田市の西側に高森公園というのを発見し、そこへクルマを向ける。
 ちなみにこの時点でトリップは300km近くを示しているのだが、なんとガスメーターは半分の位置(30リッタータンクなのに)。ま、軽ならこんなもんか。
 公園の駐車場はずいぶん広いのだが、クルマが他に2台くらいしか停まっていない。まさに市民(だけ)の憩いの場。幕営場もあるハズなんだが‥‥。
 明るいウチにウトウトし始めたのだが、だんだん疲れが増幅してきて、ついに頭痛を催してくる。‥‥こりゃあかん。
 日曜の夜から泊まる予定のホテルに電話を入れ、部屋の空きを確認し、1日早めにチェックイン。あああ、もう儲けは期待できないかも知んない(飛行機代やら何やらを自家用車で来て節約しようとする考えが間違っています>ワシ)。

 というワケでホテルで横たわりながらアメリカVS中国を見る。うーむメンバに不満は全くないが、スキが多いような気がするなーDT1に比べて。でもミラーもペニーもヒルも揃ってるしなー。やっぱ見れる時に見とかなあかんな。

 ところで十和田市内に凄い本屋を見つけてしまった。前からあるコト自体は知っていたのだが、今日初めて入ったのであった(だって仕事の帰りにタクシーでわざわざ寄るのもなんだったし)。
 いやー、凄いわここ。コミックス単行本の揃え方がハンパじゃねーや。これほどの量を見たのは初めてだな。少なくとも横浜駅周辺のどこの本屋もかなわん。雑誌の揃え方も凄いなー。
 で気がつくとレジで計3320円払ってんだこれが。(更にその後コンビニでパトレーバーのワイド版とか買ってるし)

 4号線は都市部以外は片道2車線になるものの、やはり交通量そのものが少なく、ギアに手をやる機会もめったになかった。例外は花巻と盛岡の市内。部分的に渋滞というものを見る事ができた。
 ところで花巻空港、あんな国道沿いにあってヘーキなんかいな?
 そういうえば場所は忘れたが、4号を北上してくる途中事故現場に遭遇。どうやら対抗車線から右折してきた軽トラックに大型が突っ込んだようだ。僕が目の前を通った時は、ちょうど運転手が救出されるトコだった。運転手は生命に別状はなさそうなので、ハデに壊れた軽の姿を写るんですに収めた。
 あと中尊寺の前の国道を跨ぐ歩道橋が、平安調の欄干をあしらったものでお茶目であったのを覚えている。撮り忘れたが。

 ところでこの日の通信は十和田市のホテルで行っている、筈、なんだけど、ここの交換機はパルスでもトーンでも、モデムからのダイヤリングが効きませんなー。
 でもモジュラーだから、とりあえず物理的にはつながる。
 こんな場合のダイアリング方法を以下に紹介しときますね。
 まずつなぎかたですが、モデムから電話へもディジーチェーンさせときます(つまり、部屋のモジュラーケブルをモデムの「LINE」にさして、「TEL」に電話をつなげるワケね)。
 パソコンは通信ソフトをたちあげ、つなげる先のBBSの設定をしときます。んで、「ATD」とだけ打って、ほっときます(まだリターンキーは打たない)。
 次に電話の受話器を上げ、あたかも普通に電話をかけるようにダイヤルします。相手が出たら、「ピーヒャラヒャラ」という前に、バチンとパソコンのリターンキーを叩きます。するとネゴシエーション始める筈。
 うまくいけばつながる事でしょう。
 ちなみに受話器置くのはコネクトしてからね。

 明日体力回復したら、したら、どーしよー。
 動きまわると金使うだけだしなー。
 それに、独りで走りまわってんのがこんなにツマンネーとは思わなかったなー。

・28日、日曜日。

 で、今日。やっぱ出かけちゃったわ。
 9時前にホテルを出る。とりあえず、目指すは‥‥コンビニだ。もうすぐ写るんですのフィルムが無くなるのだ。で、サークルK(めちゃくちゃ青森に多いんだ、これが。名古屋だよな、本社?)でゲットしたのだが、1600円もしやんの。クスン。
 十和田市から七戸までは知らない道ではない。が、その先は(バスに乗って通った以外は)また未知の道が続く。
 野辺地から279へ折れ、下北半島へ入る。はまなすラインと呼ばれるこの国道は、比較的直線的な部分が大半の非常に走りやすい道だ。見た感じは上下にアップダウンしており、なんか「大地震直後」みたいな雰囲気ではある。そうこうしているうちに、空から水滴が落ちてきた。っかしーなー、今日も晴れるはずだが?
 横浜の日石で給油。さらに北を目指す。大湊線と何度か左右の位置を変わりながら、一直線だ。左手には野辺地湾であるが、天気が良くないので水平線みたいに遠くが見える。ちなみに大湊線には電化設備がなされていないようである。
 むつ市に入る。むつは結構「街」である。千葉の小都市的な雰囲気がある。市内に入る頃、天気も良くなって来て、青空が広がり始めた。エアコンのノブを左に回す。むつ市内も完全に直線で引かれた道路が多い。大間をセットしたカーナビは、当然そのまま279を北上するルートを示しているのだが、なんかそれじゃつまらないので、338号へ左折する。目の前には釜臥山であろうか、ドームを頂上に配したせりあがった山がそびえている。
 大湊には海自の基地があるのだが、今日はなんとそこの敷地内で「こどもサッカー大会」が開かれていた。2mほどの道路沿いのフェンスのすぐ内側に片側のゴールが設置されているが、これってすぐボールが飛び出してきそうな気がすんだけど。
 脇野沢までの道は比較的きれいな道だが、ところどころで狭くなる。左側には常に陸奥湾がある状態で、積丹あたりの雰囲気だ。
 脇野沢から内陸に入り少し走ると、とたんに道はワインディングになる。慣れない私はドライブもラフになり、助手席のカセットケースがバラバラと音を立てて落ちていく。しかし飛ばす気はもうとう無いので、Rのきついカーブも勾配がゆるければ3速で抜けていく(パジェロミニのギヤ設定の低さが出てしまうなー)。標高が上がるにつれ、辺りは霧につつまれてきた。視界は40~100mといったところか。頂上と思われる休憩エリアで一旦クルマを停車させる。
 更に海沿いに出るまで霧は出続け、道が狭くなる部分も多くなり始めた。手元のツーリングマップによると、未舗装、との筈だったが、オール舗装にはなってしまっていた。7年前の地図だからなー。いや、期待したワケじゃないのだが。
 飽きるほど海沿いを走る。本来なら左側に北海道が見える筈なのだが、視程はそれほど良くなってくれない。
 大間に入る。国道から左へそれ、岬を目指す。納沙布のような自然の豊かな風景ではなく、住宅街を抜けていく感じだ。その雰囲気を保ったまま、岬に着いてしまった。
 本州北の果てを示す碑の先には、海へ降りる階段しか無い。階段には途中で鎖がかけられており、海の水には触れられなかった。とりあえず写真を撮り、家に電話する。
 碑にも北緯東経が書いてあったが、読みとるのを忘れてしまった。GPSの情報によると、北緯41度32分37秒、東経140度54分59秒であった。
 しかしここはあまり風情が無い。碑の向かい側にはいくつか土産物屋が並んでいるものの、普通の家が普通に建っている。寂しい、という雰囲気を感じたい人は、竜飛にまわった方がいいかも知れない(行ったことないけど)。
 クルマはそのまま279に乗せ、短い距離でむつへ降りた。海岸沿いもあんまり走ると飽きてしまう。
 むつ市内から恐山に登ってみた。市内からは14kmほどのところなので、ちょっと寄ってみよう、というワケだ。イタコがいたら友人のヤスジ君の霊でも呼び出してもらおう(まだ生きてるけど(多分))。
 ところがこいつがまた全然イメージと違うところだった。殺伐とした風景を想像していた私の目に飛び込んだ来たのは、湖(宇曽利山湖)沿いの観光地であった。硫黄の臭いが鼻をつく。「霊場恐山」と書かれたそこにあったのは入場料500円を取る寺であった。入るか、んなもん。
 駐車場には結構な数の自家用車と観光バスが停まっている。なんか見るモンもなさそうなので、さっさとそこを出てしまった。
 むつ市からはまなすラインを野辺地へ戻る。横浜辺りでまた雨粒が落ちてきた。
 野辺地ではショートカットせずに国道分岐点までちゃんと戻り、それから4号を北上しはじめた。こうなったら古川以北の4号制覇だ。279はもらったしな。ふふふ。
 というわけで4号を快適に走る。途中左側には、青森スキー製作所、いわゆるブルーモリスの工場があった。
 ところが平内で渋滞。工事渋滞かなんかと思ったが、なんとこれが浅虫まで続く。しかも信号を頭にした自然渋滞であった。
 青森市内に入るが、4号から走り込んで来たのは初めてなので、現在位置を把握しづらい。モニターに目を落としながら7号との境界点を確認する。前にホテルから歩いて来た事はあったんだけどなー。4号と7号の交差点という証拠の写真が取りたかったので、その前に泊まったというニュークドウというホテルんところで右折し、わざわざ商店街を通って市役所の後ろに回り込み、横道から頭上の道路案内板をフィルムに収める。
 さて、時間もよくなってきたので、十和田に帰るとするか。4号を少しだけ戻り、102号へ向けて右折する。もし時間があったらそのまま十和田湖に向かってもいいのだが、それはまた家族を連れて別途来る事にしよう。市内でとりあえずパジェロミニにメシを食わせておく。この道路は八甲田のそばをワィンディングするのであるが、バックミラー写っていたレンジローバーに途中で抜かれる。これが速い速い。なにしろ馬力がある、って感じで、多少の登りはグイグイ走っていく。少しも苦しそうな気配がない。また、スピードに乗ったままコーナーに入っても、何事もないようにクリアしていく。さすがオフロードを走れるロールスと比喩される事だけの事はある。
 八甲田にさしかかる頃にはスモールランプを灯すような暗さになっており、クルマによってはヘッドライトを点けている。この道は箱根に似た感じのRが続く。オーバーなヘアピンは少なく、3~4速で抜けていくコーナーが多い。酸ヶ湯や十和田湖といった温泉地を抜け、102号を十和田へ向かっていく頃は、すでにとっぷりと日も暮れていた。
 ホテルに着いてオドを確認。なんと今日は460kmも走ってしまった。昨日の1.5倍以上かい。とほほ。

・29日、月曜日。

 1便で東京から協力会社のヒトがくるんで(かわいそーに‥‥)、三沢まで迎えにいったっす。
 A300が降りてくると、直後にT1が飛んでいくという軍民共用の軍港でげす。しかし天気えーなー。

 青森の予定は3日間でげす。俺等の他にも帯広から別の会社のヒトが来て、んでデータの受け渡しのテストとかするっす。って思ってたんすけど、なかなか来ない。っかしーなー、と思って仕切ってるNECの営業にTELしたら、「31日に行くって言ってましたよ」との事。おいおいおい。3日目だけですんなり終わるんだろーか?
 ま他にも仕事あるからいーけどよ。

 夕方ホテルへ向かう4号の途中、十和田市中心部へまだ入らないウチに渋滞。んなばかな。
 と思ってるウチに、前から救急車がクルマをかきわけてやってくるのが見えた。なーーんだ、事故渋滞なのね。
 現場を通り過ぎる時に、しっかり写るんですを手にしているワタシ。
 5重衝突みたいね。ふふふ。(って笑い事ぢゃねーだろ>俺)

・30日、火曜日。

 今日の仕事(トラブルの原因調査)がひとつのヤマであったのだが、うーむなんかピリっとしないまま1日が過ぎてしまったのう‥‥。
 帰れるんかなー明日?

 アメリカVSクロアチアを見る。アメリカちょっと本気出す。
 クーコッチは笑ってる。楽しいんだろーな。いいな‥‥。

・31日、水曜日。

 ふ、ふふふ、ふふふふふふ。
 やっぱり泊まりになってしまった。
 ぐあーーっ!!!

 今日は新しいホテルを発掘。オープン記念(かどーか知らんけど)特価5800円(素)。
 しかーし! これがあんまし良くない。
 まずカードが使えない。よって緊急時はペケ(今回はたまたま月曜に三沢で現金降ろしてたのでOK)。
 部屋は確かに新しいものの、ドライヤーは無いしベッド短いし風呂狭いし衛星入んないし。
 もう来ないかも知れん(ってまた「他が空いてない」とかいって泊まっちゃうんだろーな)。

 夕飯買いにマルK(サークルKを略してこう呼ぶ)へ行く。
 思わずデザートに走る。
 「まるまるグレープフルーツ」と「Raviラムレーズン」。
 しかし俺ってば確か子供の頃ゼリーとかキライだった筈なんだけどなー。
 あと「スパイシービーフ」っていうオツマミ。ってこれ危ないんじゃないか?って今思ったって遅いわな。食っちまったし。忘れないように書いとこ(当たった時の為に)。でも一番怖いのは保菌したまま発症せずに帰るコトだな。

 こうなったら一番いいのは、明日昼くらいに仕事を終え、その足で帰るってパターンかな。
 まどーなるかわからんけど。

・8月1日、木曜日。

・おお、今日はなんか涼しいぞ。

・と思ってたら、霧雨みたくなってきたよ。とほほ。

・客先8時半IN。
 現象に再現性が無い為、情報収集の仕掛を施し、発生時の連絡をお願いする。
 もいいや。帰ろ。

・11時過ぎに十和田を出発。
 45号を西に走り、八戸を目指す。
 助手席には月曜に来た協力会社の人を乗せる。強引に自宅(千葉らしい)近くまで送って金をせびろうというハラだ。ひどい>俺。

・途中にあったジャスコ系のショッピングセンターには何故か大観覧車があった。すげー。

・八戸から八戸自動車道へ入り、ひたすら南下する。
 後は高速だな、ずっと。

・しかし時折霧雨は豪雨になったりして、霧と共に非常にドライビングを神経質にさせる。

・紫波付近を走っていた時のこと。
 いきなりクルマが前後に揺れだす。
 な、なんだなんだ?!
 と思ってるうちに、アクセル開度と関係なく、エンジンの回転が下がっていくじゃあーりませんか。あれれれれ。
 うーむこれはどうやらガス欠のようですな。とほほですな。
 クラッチをきって路肩に寄せる。
 前方には紫波SA2kmの表示。くっそー、もう少しなのにー。
 300mほど後方に歩いて、非常電話を取る。こいつはダイアルなんぞなく、受話器を上げるだけで自動的に道路公団にかかるのだ。
 ポスト番号とガス欠の旨を伝えると、「JAFに替わるからお待ち下さい」とかいわれて待たされる。やっとJAFの人が出る。状況を伝え、「JAFに加入してますか?」「いいえ(だってレーサーじゃないもん俺)」「そーするとガソリン代の他に基本料で7000円かかりますけど、いいですか」「結構です(断れるわきゃねーじゃねーか)」というようなやりとりをする。ここで名前とナンバーも伝えておいた。
 車に戻り記念撮影をした後、とりあえずルーフレールをひっつかんでクルマを揺する。そしてキーをひねると‥‥おお、エンジンかかるやんけ。
 行けるトコまで行ってみたくなるのが人情というものであろう。ハザードをつけたまま路肩をゆっくり走りだした。
 紫波SAまではゆるい上り。しかしSAの入り口近辺ではゆったりとした下りになった。
 ひえー、なんとかSAに入れたぞ。これならスタンドまで押していけないコトもない。と思っていると、いよいよクルマは最後の息をついた後、またエンジンを止めてしまった。タイミングを見計らってニュートラにギアをいれ、なおも惰性で走る。いや、走るというよりはトロトロとなんとか進んでいる感じだ。
 そして、なんと、クルマはスタンドに届いてしまった。ひょえーっ。
 ラッキー、ってなもんで給油。きっちり30リッター入る。
 あたりを見回してもJAFはいない。いきなり本線に戻ってハチ合わせるのもなんだし、というコトで人間のほうもメシにする。
 休息の後、なにごともなかったかのようにクルマをスタートさせた。
 ‥‥JAFはシカトだ。

・紫波SAのレストランの衛生管理責任者の名前が「中嶋悟」だった。
 い、粋な仕事するなー、中嶋さんも。

・仙台あたりでは路面も乾いていた。外気温もところにより32度を示す。
 しかしこの後、またうっとうしい天気に戻ってしまった。

・栃木県に入る頃、もの凄くトバしてるミラがいた。
 後ろをついてくと、パジェロミニのメーターもぶっちぎってしまう(メーター上150くらいあったような‥‥。フィクションですが)。ついてっても燃費低下のモトなので、途中でアクセルをゆるめた。と、その直後、バックミラーにパトカーの姿を発見。ぎょえーーメーターは120をきっちり指してるぞー!!
 と思ったらパトカーは俺らをパスし、そのままミラを追い越し車線からどかし、そのままミラの前にかぶさった。しかし止める気配はないようだ。
 「?」と思っていたが、よくパトカーを見ると、後部窓んトコにLEDの文字表示板があり、「パトカーに続け」とあるようだ。はっはっは。ミラが先導されているのだな。
 次のパーキングエリアでミラはパトカーと共に入っていった。
 いやー危ないトコだったわ。

・利根川付近で雷雨。
 ちなみにこの時点で今日は3回給油している。

・浦和料金所で19時。辺りは夜へと変化する。

・首都高経由で葛西へ抜けると、クルマは浦安方面へ。
 浦安で降り、助手席の彼を降ろす。1万ゲット。

・なんか川沿いで花火が上がってたけど、なんかあったんかなー。ってそりゃ花火大会だろーけど。

・またクルマを湾岸に上げ、渋滞の無い横羽経由で団地着。21時ジャスト。
 今日の走行距離は750km超、今回団地to団地は2500km超でやんした。どひー。

(原文:1996.08作成)

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